相子 智恵(あいこ ちえ、1976年2月25日 - )は、長野県飯田市出身の俳人。

長野県飯田市生まれ。1995年より小澤實に師事、2000年「澤」入会。2003年第3回澤新人賞、2005年第3回澤特別作品賞受賞。2009年『萵苣』50句で第55回角川俳句賞受賞。2022年『呼応』で第13回田中裕明賞受賞、第46回俳人協会新人賞。

「北斎漫画ぽろぽろ人のこぼるる秋」「阿修羅三面互ひ見えずよ寒の内」のような古典的な素材を扱った諧謔味のある作品から、「冷やかや携帯電話耳照らす」などの現代的な素材、「にはとりのまぶた下よりとぢて冬」のような写生、「一滴の我一瀑を落ちにけり」のような雄大な句まで幅広い。俳人協会会員。信濃毎日新聞にて、郷土の俳人井上井月を追った「井月をめぐる旅」を連載。

著書

単書

  • 呼応(2021年、左右社)

共著

  • 新撰21(2010年、邑書林)
  • 虚子に学ぶ俳句365日(2011年、草思社)

脚注

参考文献

  • 筑紫磐井、高山れおな、対馬康子編 『新撰21』 邑書林、2010年

初めての句会体験で得た気づき【相子智恵さん NHK俳句】 NHK出版デジタルマガジン

第13回田中裕明賞・授賞式 | 出版社ふらんす堂

相沢 知子(アイザワ トモコ)|オーディションサイトnarrow

相子智恵『句集 呼応』 がたんごとん

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