ザ・パンチャーズ(ざ・ぱんちゃーず)は、コミックバンド・音楽ショウ。

前身は1965年に結成された「クエッション・ボーイズ」(後の「ザ・クエッション」)

1972年に結成。吉本興業所属。旧うめだ花月や京都花月などの舞台に上がりコントチックなステージを披露していた。

Mr.オクレが元メンバーであったことで知られる。レコード『可愛い女』をリリースしたが売れなかった。

2009年7月1日にコミックバンド「平和勝次とダークホース」の中川ヒロシをリーダーとして復活。(新しいグループは「ザ」を付けない、パンチャーズとなる)

新生 パンチャーズのメンバー

  • 中川ヒロシ(、1951年4月5日 - )
「平和勝次とダークホース」のメンバー。

メンバー

メンバーの入れ替えが激しくある時東野がバーで知り合った女性を口説く目的で、「歌が巧い」という名目だけでその女性を舞台に上げたこともあった。(西川のりお談)

  • 東野 俊介(本名:当野滋彦、1945年<昭和20年>12月26日 - )、リーダー、ギター担当。
滋賀県彦根市の生まれ、「クエッション・ボーイズ」から中心人物として活躍。頭皮が薄く7:3分のヘアースタイルを「ふっ」と息を吹きかけると見事に地肌が出現させる芸があった。(現在同じような芸を海原はるか・かなたが行なっている)
  • フラット三船(本名:三船勲、1944年<昭和19年>3月5日 - )、サックス担当。兵庫県姫路市出身。実家は電気屋。そのためにフラットにした。
  • ナンバ 四郎(本名:岡田信行、1953年<昭和28年>4月30日 - )、ベース担当。
兵庫県明石市出身。在籍時の生年月日は1949年(昭和24年)6月20日としていた。「クエッション・ボーイズ」の時代ではローディー。1973年1月より加入。現在「Mr.オクレ」の名でテレビや吉本新喜劇で活躍中、当時メンバーから舞台に登場が遅れたり演奏が遅れたりするネタがメンバーがズッコケて「遅い遅い!」とつっこまれる芸があった。
  • 岩下 ミーコ(本名:岩下昌美、 1954年<昭和29年>5月16日 - )、ボーカル、エレクトーン担当。女性。大阪府大阪市出身。加入時は女子大生。
  • 滝 裕二(本名:迫田正昭、1944年<昭和19年>2月5日 - )、ドラム担当。
大阪府大阪市出身。「クエッション・ボーイズ」時代からのメンバー、1979年脱退。
  • 宮本 重孝(本名:宮本重孝、1956年6月27日 - )、ギター担当。
大阪の出身。

元メンバー

  • シンバル 鹿島(本名:鹿島源一、1954年1月24日 - )、ドラム担当。
滝裕二が脱退した1979年に加入、元「平和勝次とダークホース」の伴奏要員。
  • バイソン 梅村(本名:梅村敏明、1949年 - )、テナーサックス担当。
「ザ・クエッション」時代のメンバーで「ザ・パンチャーズ」結成直後に脱退した後廃業。バイソンとは梅村の読みを変えただけ。
  • チャーリー 高尾(本名:、 )、ドラム担当。
「ザ・クエッション」時代のメンバーで「ザ・パンチャーズ」結成直後に脱退した後廃業。
  • 小川ジョージ(本名:小川ジョージ、1951年 - )、ボーカル担当。
    • 1974年、ガッツジョージ・アーボーを結成、1976年頃解散。松竹芸能所属以前は吉本新喜劇に短期間在籍した。
    • 1976年、浮世亭ジョージ・ケンジを結成、第7回NHK上方漫才コンテスト・優秀話術賞、第12回上方漫才大賞・新人賞を受賞、1978年に解散。
    • 1978年、大平シロー(当時、松竹芸能所属)とジョージ・シローを結成、翌年解散。
    • 1980年頃、ニック・バレンチーノと「ザ・USA」を結成。
    • その後浮世亭三吾と1993年まで組んだが廃業。現在は浮世亭ショージと「浮世亭ジョージ・ショージ」として時折活動中。
  • 宮脇 重政(本名:宮脇重正、1948年 - )
1973年に加入。その後「秋田みちお・たみお」・「秋田イチカ・バチカ」を結成したが解散。元相方の神田雄介は解散後、「大阪笑ルーム」を結成した。

パンチみつおも一時期在籍していたことがある。(正式に名メンバーではなかったようである。)

脚注

参考文献

  • 「現代上方演芸人名鑑」(1980年、少年社)

外部リンク

  • コミックバンド-「パンチャーズ」復活!

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