ジェイリン・ターナー(Jalin Turner、1995年5月18日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。カリフォルニア州サンバーナーディーノ出身。アドレナリン・コンバットスポーツ所属。
来歴
高校時代は度重なる怪我に悩まされ、2年生時にレスリングを始めるも、指を骨折したためすぐに断念した。その後、テレビでUFCを観たのがきっかけで総合格闘技に興味を持つ。10代の頃は貧しく、格闘技のトレーニング用品を買う余裕がなかったため、自宅のソファをサンドバッグ代わりにしていた。2016年にプロ総合格闘技デビュー。
2018年7月10日、Dana White's Contender Series 12でマックス・ムスタキと対戦し、1R終了時にドクターストップでTKO勝ち。
UFC
2018年10月6日、UFC初参戦となったUFC 229でビセンテ・ルケと対戦し、パウンドで1RKO負け。
2019年2月10日、ライト級復帰戦となったUFC 234でキャラン・ポッターと対戦し、右フックでダウンを奪いパウンドで開始53秒のKO勝ち。
2022年7月2日、UFC 276でライト級ランキング14位のブラッド・リデルと対戦。右ストレートを効かせた後にギロチンチョークで開始45秒の一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、5連勝となった。
2023年3月4日、UFC 285でライト級ランキング7位のマテウス・ガムロットと対戦。右フックでダウンを奪うなどスタンドの攻防で優勢となるも、テイクダウンを4度奪われ1-2の判定負け。
2023年7月8日、UFC 290でライト級ランキング12位のダン・フッカーと対戦し、1-2の判定負け。この試合はターナーの体重超過により、158ポンドのキャッチウェイト契約で行われた。
2023年12月2日、負傷欠場したダン・フッカーの代役を受けUFC on ESPN: Dariush vs. Tsarukyanでライト級ランキング13位のキング・グリーンと対戦し、テンプルへの右ストレートでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2024年4月13日、UFC 300でライト級ランキング13位のヘナート・モイカノと対戦。1Rに左ストレートでダウンを奪うも、パウンドで2RTKO負け。
2025年3月8日、UFC 313でイグナシオ・バハモンデスと対戦し、三角絞めで1R一本負け。試合後に引退を示唆した。
人物・エピソード
- ニックネームの「ザ・タランチュラ」(The Tarantula)は、子供の頃にクモ恐怖症を克服するためタランチュラをペットとして飼い始め、最終的に200匹以上のタランチュラを飼育していたため名付けられた。
戦績
表彰
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- UFC選手一覧
外部リンク
- ジェイリン・ターナー (@thetarantula) - Instagram
- ジェイリン・ターナー (@JalinTurner) - X(旧Twitter)
- UFC 選手データ
- TAPOLOGY 選手データ
- ESPN 選手データ
- MMA Junkie 選手データ
- ジェイリン・ターナーの戦績 - SHERDOG(英語)




