大分県道655号新城山香線(おおいたけんどう655ごう しんじょうやまがせん)は、大分県豊後高田市から杵築市に至る一般県道である。
概要
大分県豊後高田土木事務所が管理している県道。国東半島を通る道路で、沿線には山岳仏教文化のある寺社や富貴寺、真木大堂といった観光地がある。路線改良工事が行われており(詳細後述)、2020年(令和2年)には田染池部2工区が全区間拡幅完了、2023年(令和5年)には梅木北工区が供用開始となっている。
路線データ
- 起点:大分県豊後高田市大字新城(大分県道29号豊後高田国東線交点)
- 終点:大分県杵築市山香町大字内河野(下市北交差点、国道10号交点)
歴史
- 1973年(昭和48年)4月2日 - 大分県告示第250号により、大分県道に認定された。
- 2016年度(平成28年度) - 梅木南工区(延長1,740 m)事業化。
- 2020年(令和2年)12月 - 田染池部2工区の拡幅完了。
- 2023年(令和5年)
- 2月7日 - 梅木北工区が供用開始。
- 6月30日 - 大分県告示第294号により、梅木北工区(豊後高田市新城 - 豊後高田市梅木間)の旧道の県道指定が解除される。
- 10月16日 - 梅木南工区の一部区間(540 m)開通。
路線状況
バイパス・改良区間
- 梅木(うめのき)北工区
- 豊後高田市梅木にある、全長587 mのバイパス。大分県道29号豊後高田国東線との交点付近に位置する。2005年度(平成17年度)から道路整備が行われ、2023年(令和5年)2月7日に供用開始した。
- 梅木(うめのき)南工区
- 豊後高田市にある、全長1,740 mのバイパス。2016年度(平成28年度)に事業化され、2023年(令和5年)10月16日に一部(540 m)が開通した。
- 田染蕗(たしぶふき)工区
- 豊後高田市田染蕗から同市田染池部を結ぶ、全長990 mの区間。2022年度(令和4年度)から事業が始まった。
- 田染(たしぶ)池部2工区
- 豊後高田市田染池部にある、全長960 mの区間。2020年(令和2年)12月に、全区間2車線への拡幅が完了した。
道路施設
橋梁
- 琴ノ橋
- 梅木北工区にある長さ36 mの橋。
トンネル
- ゆずりはトンネル:延長82 m、2022年(令和4年)竣工、豊後高田市
- 梅木北工区内にあるトンネル。トンネル名は周辺住民により命名された。
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
地理
通過する自治体
- 大分県
- 豊後高田市 - 杵築市
交差する道路
沿線
脚注
関連項目
- 大分県の県道一覧
外部リンク
- 大分県ホームページ (pref.oita.jp)


