鶯春亭 梅朝(おうしゅんてい ばいちょう、本名・渡辺 亀吉、1856年3月8日 - 没年不明)は、落語家。

経歴

最初は3代目春風亭柳枝の門下で柳葉。後に3代目麗々亭柳橋(後の初代春錦亭柳桜)門下で柳孝、1890年に2代目隅田川馬石を襲名。1894年に柳の小枝と名乗り、この間に数度改名したと思われる。その後はやし家亀楽から4代目春風亭柳枝の門下で連枝。1911年には梅朝となった。その後の活動は不明、大正中ごろまで消息があるが、没年は不明。

春風亭、麗々亭系のネタを多く覚えていてツナギの名人として後世に伝えた。柳派の稽古台としても重宝された。「水滸伝」「西遊記」「三国志」「おとわ丹七」「九州吹戻し」「紫壇楼古木」などの人情物を得意とした。

脚注

注釈

出典

  • 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X

春風亭 梅朝 ぴあ落語ざんまい

春色梅暦 4編12巻 [2] (国立図書館コレクション) (Japanese Edition) by 狂訓亭 主人 Goodreads

春亭による浮世絵「「為朝公」「桔梗前」」

春色梅美婦禰 初編・二編 セット(為永春水作、歌川国直画) / 榊山文庫 / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」

梅と鶯|有秋小春