『プラクティス・ホワット・ユー・プリーチ』(Practice What You Preach)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、テスタメントが1989年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
解説
バンドの母国アメリカのBillboard 200では初のトップ100入りを果たし、全英アルバムチャートでは初のトップ40入りを果たした。音楽評論家のEduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて「彼らのパワーや攻撃性を失うことなく、メロディの広がりを見せた大きな業績」と評している。
バンドは1990年3月よりサヴァタージやニュークリア・アソルトと共に北米ツアーを行い、サンフランシスコのウォーフィールド・シアターで行われた公演では、サヴァタージのジョン・オリヴァとクリス・オリヴァをゲストに迎えてエアロスミスのカヴァー「ノーバディーズ・フォルト」を演奏した。なお、テスタメントのギタリストであるアレックス・スコルニックは、後にクリス・オリヴァの後任としてサヴァタージに加入する。
収録曲
全曲とも作曲・編曲はメンバー5人による。10.はインストゥルメンタル。
- プラクティス・ホワット・ユー・プリーチ "Practice What You Preach" – 4:54
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- パーリアス・ネイション "Perilous Nation" – 5:50
- 作詞:アレックス・スコルニック
- エンヴィ・ライフ "Envy Life" – 4:16
- 作詞:エリック・ピーターソン
- タイム・イズ・カミング "Time Is Coming" – 5:26
- 作詞:チャック・ビリー
- ブレスト・イン・コンテンプト "Blessed in Contempt" – 4:12
- 作詞:チャック・ビリー、アレックス・スコルニック、エリック・ピーターソン
- グリーンハウス・イフェクト "Greenhouse Effect" – 4:52
- 作詞:アレックス・スコルニック
- シンズ・オブ・オミッション "Sins of Omission" – 5:00
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- バラッド "The Ballad" – 6:09
- 作詞:アレックス・スコルニック、チャック・ビリー
- ナイトメア "Nightmare (Coming Back to You)" – 2:20
- 作詞:アレックス・スコルニック
- コンフュージョン・フュージョン "Confusion Fusion" – 3:07
参加ミュージシャン
- チャック・ビリー - ボーカル
- エリック・ピーターソン - リズムギター、リードギター
- アレックス・スコルニック - リードギター、リズムギター
- グレッグ・クリスチャン - ベース
- ルイ・クレメンテ - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- マーク・ウォルターズ - バッキング・ボーカル
- ボグダン・ジャブロンスキー - バッキング・ボーカル
- ウィリー・ラング - バッキング・ボーカル
- エリオット・カーン - バッキング・ボーカル
脚注




