東二見駅(ひがしふたみえき)は、兵庫県明石市二見町東二見藤寄にある山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 25。
全ての列車が停車する。駅の西側(姫路方向)に東二見車両基地があり、早朝、夜間や一部時間帯にはこの駅を始終点とする列車も設定されている。
歴史
- 1923年(大正12年)8月19日:神戸姫路電気鉄道開業と同時に設置。
- 1927年(昭和2年)4月1日:神戸姫路電気鉄道が宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1941年(昭和16年)6月7日:現在地に移転。
- 1948年(昭和23年)3月1日:戦後改めて設定された急行(1984年設定消滅)の停車駅となる。
- 1953年(昭和28年)10月1日:特急停車駅となる。
- 1966年(昭和41年)12月13日:橋上駅舎化。
駅構造
島式3面5線のホームを持つ橋上駅。南北双方に入口がある。
改札口は1ヶ所のみ。定期券発売所がある。改札口とホームおよび駅入口を結ぶエレベーターが2008年6月に完成。液晶式 (LCD) の発車標は山陽電鉄では当駅が初導入だった。
2011年冬に駅南側に歩道橋が駅舎と直結で整備された。
のりば
- 付記事項
- 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
- 4番線の線路は、3・4番線ホームと5番線ホームに挟まれている。その5番線ホームは駅舎からつながっていないため、通常は立ち入ることができず、一部の上り普通列車が当駅で乗り継ぎになる場合にのみ使われる。その際に当駅止まりの列車が4番線に入り両扉を開放した上で、車庫より5番線に入線した当駅始発の列車へ連絡する。この場合、当駅からの乗客は4番線の列車を通り抜けて5番線の列車に乗ることになる。(姫路方面から入線した場合、車庫への入庫が4番線しか対応していない。)
- 1番線・2番線からは神戸方面へ、3番線・4番線からは姫路方面への出発も可能であるが現行ダイヤでは設定がない。上り列車が東二見車庫へ入庫する場合は4番線に入線する。
- 一部を除き、当駅で乗務員交代が行われる。
利用状況
1日乗降者数 8,097人(2009年11月10日調査)。
山陽電鉄全線中10位以内に入る主要駅となっている。
以下に各年の乗車人員を示す。
昭和・平成
令和以降
駅周辺
駅南側(浜側)は、昔ながらの漁師町の風情が漂う街並みとなっている。南に向かって東二見商店街が続くが、ほぼシャッター商店街か廃屋状態となっている。
バス路線
北口は「山陽東二見駅北口」停留所、南側は道路上に「山陽東二見駅」停留所があり、いずれもTacoバスの路線が発着している。
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線
- ■特急(姫路方のみ運転)
- 東二見駅 (SY 25) - 別府駅 (SY 28)
- ■直通特急
- 山陽明石駅 (SY 17) - 東二見駅 (SY 25) - 別府駅 (SY 28)
- ■S特急(当駅から西二見方の各駅に停車)
- 藤江駅 (SY 20) - 東二見駅 (SY 25) - 西二見駅 (SY 26)
- ■普通
- 山陽魚住駅 (SY 24) - 東二見駅 (SY 25) - 西二見駅 (SY 26)
- ■特急(姫路方のみ運転)
脚注
出典
利用状況
- 神戸市統計書
- 明石市統計書
- 播磨町統計書
- 加古川市統計書
- 高砂市統計書
- 姫路市統計要覧
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 東二見駅 - 山陽電気鉄道




