第20回全日本女子サッカー選手権大会(だい20かいぜんにほんじょしさっかーせんしゅけんたいかい)は、1999年1月4日から1月17日にかけて行われた全日本女子サッカー選手権大会。日本女子サッカーリーグ(L・リーグ)参加10チームを含む20チームが参加した。
この大会をもってL・リーグから4チームが脱退(うち2チームが廃部)することになったが、そのうちのひとつである日興證券ドリームレディースが決勝に進出しプリマハムFCくノ一と対戦。同年の元日に行われた天皇杯全日本サッカー選手権大会での優勝をもって消滅となった横浜フリューゲルスと同様の結果もと思われたが0-1と惜敗し、第10回日本女子サッカーリーグでの優勝との二冠は果たせなかった。また鈴与清水FCラブリーレディースが3年連続の、田崎ペルーレFCが第11回大会以来2回目(母体となった神戸FCレディースを含めると5回目)の3位となった。廃部・脱退になった4チームのうち日興証券ドリームレディース以外はすべて日興証券ドリームレディースに敗退し最後の公式戦を戦ったことになった。
成績
- 優勝:プリマハムFCくノ一
- 準優勝:日興證券ドリームレディース
- 第3位:鈴与清水FCラブリーレディース、田崎ペルーレFC
出場チーム
日本女子サッカーリーグ
(第10回L・リーグ総合成績順)
- 日興證券ドリームレディース
- 読売西友ベレーザ
- プリマハムFCくノ一
- 宝塚バニーズレディースサッカークラブ
- 鈴与清水FCラブリーレディース
- 松下電器パナソニック バンビーナ
- 田崎ペルーレFC
- シロキFCセレーナ
- OKI FC Winds
- フジタサッカークラブ・マーキュリー
北海道地域
- 札幌リンダ
東北地域
- YKK東北女子サッカー部フラッパーズ
関東地域
- 横須賀シーガルズ
- 日本体育大学女子サッカー部
北信越地域
- 富山レディース
東海地域
- 清水第八スポーツクラブ
関西地域
- 松下電器パナソニック ラガッツァ
中国地域
- スクランブルFCキートス
四国地域
- ソシオス・アミーゴ
九州地域
- 福岡ファーストレディーイレブン
開催方式
試合規定
- 試合時間
- 1、2回戦:80分(40分ハーフ)
- 準々決勝以降:90分(45分ハーフ)
- 規定時間内に決しない場合は20分(10分ハーフ)の延長戦(Vゴール方式)→決しない場合はPK戦
試合会場
1回戦
- 防府市陸上競技場(現・周南市陸上競技場)
- 静岡県営草薙球技場
- 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場
- 七城町運動公園サッカー場
2回戦
- 防府市陸上競技場
- 日本平スタジアム
- 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場
- 七城町運動公園サッカー場
準々決勝
- 広島県総合グランドメインスタジアム
- 東平尾公園博多の森球技場
準決勝
- 国立西が丘サッカー場
決勝
- 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
結果
1回戦
2回戦
準々決勝
準決勝
決勝




